過去最高24万3000人 第90回謙信公祭の入り込み発表

新潟県上越市は2015年8月24日、ミュージシャンのGACKT(ガクト)さんを上杉謙信役に迎えた第90回謙信公祭(8月21〜23日)の入り込みを過去最高の24万3000人と発表した。

多くの人が見物に集まった8月23日の出陣行列
謙信公祭

ガクトさんが参加したのは2007年度からで、今回は3年連続7回目。7回とも20万人を突破しており、これまで最高の入り込みは10年の24万211人だった。

主催者側は、ガクトさんの出演による効果に加え、今年3月に開業した北陸新幹線を利用した日帰り客なども入り込み増につながったと分析している。

発表によると、初めて実施した21日の前夜祭に2500人、22日ののろし上げや大物産市などに3万3800人、23日の出陣行列、川中島合戦の再現などに20万9400人の入り込みがあった。

GACKTさん来年以降の出演は?

ガクトさんは今年の謙信公祭への出演を終えて「来年は新たな仕掛けをたくさん作って日本を代表する祭りとしてさらに盛り上げ、大きなイベントとして成功できるよう、市と民間と協力してやっていこうと思います」とのコメントを発表した。

 実行委ではガクトさん出演について「今回で一区切り」としている。8月24日の定例記者会見で村山秀幸市長は「ガクトさんは、祭りの力をつけることと市民がこの祭りにどう関わっていくかをしっかりと考えてほしいと投げかけたのだと思う」とした上で「実行委としっかりと総括して来年度以降について考えていきたい」と話した。

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