上越市無形民俗文化財 江野神社祇園祭 7月7日から

上越市名立区名立大町の江野神社祇園祭2015年7月7日に始まる。7月13日夜には祭典、里神楽奉納と続き、7月14日午前0時ごろの遷御で幕を閉じる。

主催者からの情報

延喜式内社(平安時代に官社であった神社)の江野神社の疫病退散を願う祗園祭。元禄時代に今の形になり、江戸時代の雰囲気を今に伝える伝統的スタイルの祭りです。

毎年7月7日朝に神社のある明神山から発輿した神輿(1741年高田で制作)を中心に、名立大町5町内(新町・仲町・川端・新井町・横町)の山車6台(新町は2台)が町の中を練り歩きます。

クライマックスは、字仲町(名立大町97番地付近)に建てられる御旅所に納まるところ。山車は鉄製車輪が付けられている小型の山鉾式のもので、御旅所の周りを7廻り半回りながら祓い清めますが、家々の軒先にぶつかりそうなくらいのスピードがあり、祭りの中でも最高潮になるみどころです。(7日午後4時45分~5時40分頃)

13日は午後9時から祭典を行い、9時30分頃から御旅所前に建てられる神楽殿で里神楽を奉納。伝統的に夜の神事で里神楽を奉納するのは上越地方でも希。日付が変更した14日の真夜中に、山車に見送られて神輿が神社入りします。7日は動に対し、14日は真夜中で静の如き祭りです。ぜひ、一度ご覧ください。

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