放火8件など新たに14件の犯行判明 上越市の放火殺人被告の43歳無職男

上越警察署は2018年10月18日、今年2月に新潟県上越市春日野1のアパート居室に火を放ち、当時70歳の女性を死亡させたなどとして、現住建造物放火、殺人などの容疑で逮捕、起訴されている住所不定無職の清野敬史被告(43)の余罪捜査が終結したと発表した。発表によると、放火8件を含む新たに合計14件の犯行が判明したという。

同署などは清野被告を今年3月に住居侵入、窃盗未遂、同年4月に現住建造物放火、殺人、同年5月に昏酔強盗、同年7月に住居侵入、窃盗、現住建造物等放火の容疑で逮捕していた。

逮捕後の余罪捜査で清野被告の犯行が明らかになったのは、現住建造物等放火が7件(うち1件は未遂)、建造物等以外放火が1件、住居侵入・窃盗が5件、邸宅侵入(空き家)未遂が1件。

同署によると、2004年から2018年にかけて、上越・妙高両市の一軒家やアパートに侵入し、金品や衣類などを盗んだほか、火をつけるなどの犯行を繰り返したという。犯行が明らかになった経緯は余罪捜査中に清野被告が全て自供したという。

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