妙高市のロッテアライリゾートで滋賀県の親子がスキー滑走中に迷い遭難

2018年1月24日午後1時40分頃、新潟県妙高市両善寺のロッテアライリゾートから「スキー客2人が道に迷っている」と妙高警察署に通報があった。同署によると遭難したのは滋賀県大津市の医師、猪飼剛さん(68)と滋賀県草津市の医療事務、猪飼智さん(40)の親子。2人はスキー滑走中にコースから外れて道に迷ったとみられる。悪天候のため同日は2人の捜索が難しく、25日早朝から同署と妙高消防署、山岳遭難救助隊などが天候を見て捜索を行う予定。

妙高警察署によると2人は24日午後、スキー滑走中に道に迷ったため、スキー場に連絡。パトロール隊が捜索したが発見できなかった。位置情報を得るため2人に110番通報を依頼。位置が判明したものの、天候が悪く視界不良で、雪崩などの危険もあるため捜索を断念。その後、スキー場が警察に通報した。

2人は「いつの間にかコースから外れ、道に迷った」と話しているという。また、息子の智さんは立木に衝突し、顔と腹にけがを負ったとみられる。現在2人とは連絡が取れる状態で、雪山に穴を掘り、ビバークしているという。

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