開業から2年半 あすとぴあ高田の2階に初のテナント 日本公庫高田支店が移転

=2015年8月26日=

新潟県上越市本町5の再開発ビル「あすとぴあ高田」の2階に、日本政策金融公庫高田支店が11月からテナントとして入居することが決まった。あすとぴあは国の認定を受けた中心市街地活性化事業で建設されたビルで、2013年4月にオープンして以来、2階のテナントはこれまでずっと決まっていなかった。

同公庫高田支店は大町3の現在の店舗で1963年から営業しており、建物はそれ以前に建てられたもので、老朽化していることから移転する。移転先の物件を公募し、あすとぴあの2階が条件に合致したことから決めたという。

2階は約760平方mのフロアで、この約半分が11月2日から同公庫高田支店となる。

移転に向けて工事が進められているあすとぴあ高田の2階
あすとぴあ1

あすとぴあは総事業費39億8000万円(当初計画ベース)の事業費のうち、国や市からの補助金25億円を活用して建設された。2013年4月にオープンし、5階までは商業施設や公共施設などが入り、6〜16階はマンション。商業施設を想定していた2階のフロアはオープン以来ずっと空のままだった。

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