上越市北本町3にフィリピン食材と日用品の店オープン 今後は料理も

新潟県上越市北本町3に、フィリピンの食材や日用品を販売する店「ボードルフード」がオープンした。店長の吉田マイリンさんは「フィリピン出身者だけではなく、上越の人たちにも利用していただきたい」と話している。今後は店内でフィリピン料理も提供する予定。

店内では缶詰などのフィリピン食材を販売
フィリピンフード店

マイリンさんは上越で暮らして17年。上越で同郷の友人も多いが、「(上越では)フィリピンの食材などが手に入らない。これまでは(仲間で)食材をまとめて購入していたが、時間もお金もかかっていた。上越の方たちにもフィリピンについて知ってもらいたかったんです」と話す。11月に店を開いた。

店内には現地では当たり前に食べられている肉や魚の缶詰、調味料、ビスケットやスナック菓子類、缶ジュース、インスタント麺、冷凍ソーセージといった食品をはじめ、ヘアトリートメントや化粧水といった美容用品など計100種類以上を販売している。日本人にはあまり馴染みがないものも、マイリンさんが調理法や使用方法などを教えてくれる。

店内では今後、フィリピンで一般的に食べられている家庭料理を一品料理やランチセットなどとして提供していく予定。

店舗は民家を利用している。

駐車場は4台あり。営業時間は午前10時〜午後9時(早めに閉店する場合あり)。不定休。電話番号025-520-8942。

店の場所