上越野菜の中華まんなどSAKEまつりで販売

「上越野菜」振興協議会(杉山榮一会長)は2010年10月23、24日に開催される「越後・謙信SAKEまつり2010」に合わせ、上越野菜を使用した中華まん風のまんじゅうなど3商品を開発した。上越市本町3の「毘沙門店」前で、両日ともに数量限定販売する。

SAKEまつりで販売するベジまん、漬物詰め合わせ、ベジコロ
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3商品は中華まん風の「ベジまん」、漬物3種をセットにした「幻の漬物詰合せ」、カボチャのコロッケ「ベジコロ」。

ベジまんはあんに上越野菜の「越の丸ナス」「ばななカボチャ」「なますカボチャ」と「ミョウガ」を使った3種がある。このうち「越の丸ナスまん」は鳥そぼろ入りでボリュームたっぷり。オニゴショウの辛味とごま油の香ばしさが食欲をそそる。各1個150円。

幻の漬物詰め合わせは「仁野分(にのぶ)ショウガ」「ばななカボチャ」「なますカボチャ」の漬物がセットになったもの。仁野分ショウガの漬物は味違いで2種があり、価格はどちらも1000円。

ベジコロは、ばななカボチャをペースト状にして米粉入りの餃子の皮で包み、衣を付けてさっくり揚げた。1個100円。

同協議会は市や上越の青果関係者、JA、調理師協会など16の個人や団体で構成され、上越野菜の普及などに取り組んでいる。同協議会の活動や上越野菜について知ってもらおうと、同まつりでの販売を目指して商品を開発した。同協議会では「今後上越の土産物として北陸新幹線上越駅(仮称)の構内や市内飲食店で提供していけたら」と話している。

上越野菜は、市で古くから栽培されてきた伝統野菜と、一定の出荷量と品質を満たした上越特産野菜を含む総称。同協議会では伝統野菜11品目、特産野菜2品目の計13品目を認証している。