職場の同僚2人で連続窃盗 車上ねらいなど51件被害額160万円

上越警察署は2017年6月16日、新潟県上越市などで起きた連続窃盗事件の捜査を終結したと発表した。同市の飲食店従業員の男2人が、市内の車上ねらいや事務所荒らしを繰り返していたといい、犯行件数は51件で被害額は合計約160万円にのぼるという。

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2人は同市加賀町に住む飲食店従業員大島祥太郎被告(28)と飲食店従業員箕輪隆一被告(27)。今年2月14日朝、同市鴨島のアパート駐車場の車の中から、現金2万2000円と手提げバッグなど7点(2300円相当)を盗んだ疑いで逮捕されている。

警察のその後の捜査で、2人は昨年11月から今年2月にかけ、上越市と長野県で窃盗を繰り返していたことが判明。上越市内のアパート駐車場で車の窓ガラスを割って窃盗を繰り返したほか、上越市と長野県の会社事務所に侵入してバッグなどを盗むなどしたという。

同署によると、被害件数は51件で、このうち車上ねらいが49件、事務所荒らしが2件。被害額は現金が約90万円のほか、バッグなどの物品は393点(計70万円相当)にのぼるという。

同署は6月15日までに捜査を終結し、事件を検察庁へ送致した。