車検切れの公用車932km走行 県上越地域振興局健康福祉環境部

新潟県上越地域振興局健康福祉環境部は2018年10月15日、同部が管理する公用車1台を車検切れのまま走行させていたと発表した。運行日数は17日間で走行距離は932km。同日、上越警察署に連絡したという。

不祥事

発表によると2018年10月12日、職員が公用車の普通乗用車を運転終了後、車両の時刻合わせをするために取扱説明書を確認しようとした際、車検証から車両の車検有効期間が切れていることに気づいたという。車検満了日は今年9月15日で、満了日翌日の9月16日から10月12日までの17日間、車検切れのままで走行していた。

同部によると車検更新事務の担当職員が車検有効期間の満了日を見落としていたという。同部が管理する車両は全部で20台あり、全車両の確認をしたところ、当該車両以外に車検切れの車両はなかった。  

再発防止に向けて、車検有効期間の一覧表の共有するほか、公用車のダッシュボードに車検満了日を表示し、車検更新事務の担当職員と公用車を運転する職員による確認を徹底するとしている。

同部は「このような事態を招いたことを深く反省し、今後は公用車の管理を徹底し、信頼回復に努める」としている。