新潟県上越市の高田公園南堀で「双頭蓮」が2015年8月13日朝、開花した。朝から鑑賞や写真撮影をする市民らが大勢訪れている。
「双頭蓮」は1本の茎に2個の花が付くハス。とても珍しい現象で、同市の市民団体「双頭蓮を探す会」(佐藤真司会長)によると同公園では、8月11日に5年ぶりに発見された。
同日午前5時、佐藤会長が「双頭蓮」の様子を見に訪れるとすでに開花しており、その後、市民らが続々と鑑賞に訪れたという。
「双頭蓮」は中国では吉祥の花とされ、夫婦円満を意味するという。
同市新町から訪れた20代の夫婦は「ありがたい感じがする。何か良いことがありますように」と笑顔。佐藤会長は「新幹線開業や戦後70年の節目に一生懸命に咲いてくれた。生命力を感じる。左右バランスよく咲き、とても良い状態。見頃は14日午前中くらいではないか」と話している。
南堀の野球場北側。看板とベンチが設置されている。