「無印良品 直江津」7月20日オープン スタバやカルディ、久世福商店も出店

新潟県上越市西本町3の直江津ショッピングセンター2階に2020年7月20日、生活雑貨の「無印良品 直江津」がオープンする。運営する良品計画(東京都)が2020年6月17日、発表した。カフェや輸入食品など複数のテナントも出店し、店舗面積は無印良品の中では世界最大級となるという。

無印良品が出店する直江津ショッピングセンター エルマール外観

スタバやカルディも出店

同社のテナントとして、市内3店目となる大手コーヒーチェーンの「スターバックスコーヒー」、いずれも市内初出店となる、輸入食品やコーヒー豆などを取り揃える「カルディ コーヒーファーム」、全国各地の調味料や食品を販売する「久世福商店」も出店する。

無印良品が出店する2階の配置図 フロアマップ

売り場面積は世界最大級

売り場面積は2階の大部分を占める4934平方m(無印良品直営部分)で、国内外1033店舗のうち旗艦店と位置付ける東京・銀座の「無印良品 銀座」に匹敵する世界最大級となる。

アウトドアブランドも

同社によると、無印良品ブランドのほとんどとなる約7000アイテムの商品を扱うほか、「BOOKS & CAFÈ」コーナーを初めて設置。また普段使っているものを防災用品として提案する「MUJI CAMP TOOLS」コーナーを初めて設け、無印ならではの視点で選んだ国内外のアウトドアブランドの商品も取り扱う。

農産物直売所「あるるん畑」と連携

JAえちご上越の農産物直売所「あるるん畑」と連携し、上越産の旬や規格外の野菜、米、地酒、加工品などを販売する「なおえつ良品市場」を設置。地元上越市の後援を受け、無料の休憩スペース兼自習スペースとして誰でも利用できるコミュニティスペースを設置し、イベントなども開催する。

中山間地には移動販売車

建物を所有する頸城自動車と連携し、同社のバスを活用した移動販売も秋から実施する。店舗に足を運びづらい中山間地に出向くという。

「上越地域の魅力伝える」

良品計画は「地域の『くらしの真ん中になる』ことをテーマに上越地域の良いものや楽しみ方を紹介し、魅力を伝えていくほか、暮らしに役立つ新しいコンテンツやサービスを盛り込んだ店舗になる」としている。

オープンに先立ち、7月16〜19日に同社のスマホアプリ会員の中から抽選で選ばれた人を対象にプレ営業を行う。

核テナントだったイトーヨーカドーが昨年5月に撤退した直江津ショッピングセンターは昨年10月、リニューアルし1階に食品スーパーの「ピアレマート直江津店」が出店している。

無印良品は、県内では新潟市と新発田市、長岡市に店舗がある。

関連記事

[