上越の弁護士や市民が安保法案強行採決に緊急抗議 17日朝も実施 参加呼び掛け

安保法制関連法案が衆院特別委で強行採決されたことを受けて、新潟県上越市の弁護士や市民有志が2015年7月16日朝、同大手町の高田郵便局前の交差点で緊急抗議行動を行った。時折激しい雨が降る中、弁護士らがマイクを握り、法案への反対を訴えた。抗議行動は7月17日朝も予定しており、賛同する市民の参加を呼び掛けている。 抗議行動を行ったのは上越市の弁護士5人と賛同した市民10人。7月15日午後の衆院特別委での強行採決を受けて、上越地域の弁護士有志が電子メールやフェイスブックなどで呼び掛け急きょ開催した。 午後にも衆院本会議で法案が採決されると伝えられる中、子連れの女性も参加。横断幕や「9条壊すな」などと書いたカードを手に、通勤する市民にアピールした。マイクを手にした弁護士たちは「日本を戦争に巻き込むこの法案は絶対に阻止しましょう」「一番良くないのは反対と思っていても意思表示しないこと。いつのまにか戦争に巻き込まれることになる。あきらめず反対の声を挙げてほしい」などと訴えた。

マイクを手に訴える弁護士たち 緊急行動1

主旨に賛同した市民らも参加した 緊急行動3

7月17日(金)も午前8時から8時30分まで、上越市大手町の高田郵便局前の交差点で同様の抗議行動を行う。田中淳哉弁護士は「国会議員にとって当然地元の声は大切で、地元から声を挙げていくことは重要。多くの方に参加してほしい」と話している。
7月17日午前8時から抗議行動を行う大手町交差点の場所

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