直江津港で建設が進められている中部電力の上越火力発電所で、煙突状の設備から赤い炎が吹き上がっている。燃料として使用しない液化天然ガス(LNG)を燃やしている炎で、高さは最大約30mと高田地区からも見えるほどの大きさ。見る場所によっては直江津で火災が起きているように見えなくもない。上越消防によると、火災と見紛った市民から問い合わせもあったという。
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↓国道8号線の関川大橋から見た様子。火災に見えなくもない。
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↓上越市役所(木田1)の4階から
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 2011年10月8日にLNG約14万3500キロリットルを積んだタンカーが入港し、発電所への燃料受け入れが始まった。試験運転が始まる11月までの間、燃料として使用できないLNGを燃やして大気中に放出する「フレアスタック」という安全装置から、昼夜を問わず炎が上がる。
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 このフレアスタックという装置はLNG基地や石油精製プラントなどでは一般的に使われているもので、同発電所では発電設備が停止しているときなどに炎が出る。中部電力上越火力建設事務所によると、LNGは無臭で不純物や硫黄分を含まないため、燃やしてもすすやばい塵、硫黄酸化物発生しないという。

 同事務所では「火災や設備の異常ではありません」と説明している。

↓フレアスタック(右)は、燃焼ガスや水蒸気を外に排出する高さ150mの煙突(右)と比べるとすごく小さく見える。ちなみにこの煙突は上越地域で最も高い建造物だ(過去記事「上越火力の煙突は上越一の展望」を参照)。
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